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ネギま!で遊ぶ

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過去ログ03 目次
春日美空徹底特集 その1
ネギま!が2倍おもしろくなる、ネギま!93話のポイント ※ネタバレ有り
ネギま!94話はこう楽しめ! ※ネタバレ有り

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このサイトでは各キャラの名前がこれでもかというほど出てきますw
キャラの名前や設定が思い出せないときは、ここここでの確認が便利です。

ご意見、ご感想等ありましたら、t3303 at yahoo. co. jp まで!


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Apr.21 春日美空徹底特集 その1

ザジに次いで、登場回数2番目に少ない春日美空。流して読んでいる人にはほぼ忘れられている存在なのですが、読み込んでいるネギま!ファンの中ではかなり熱い存在だったりします。

というのは、元々美空はシスター姿で登場することが多かったのですが、


(72話より)

79話での魔法生徒の集会に、不自然にを染めたり、顔を隠されているシスターが登場。一部ファンの間で「これは美空に違いない!」と盛り上がったというわけです。

で、自分もてっきり美空は魔法生徒かなとばかり思っていたのですが、岸宗さんのタレコミにより、その事実が怪しくなってきました。以下の図を見てみてください。


(76話より)

これは世界樹伝説についてクラスで盛り上がっているシーンからの抜粋なのですが、よく考えると、魔法生徒であるはずの美空が告白を煽るような発言をするのは、おかしい気もします。つまり、美空が魔法生徒であるという仮説がおかしいかもしれないと。

そこで今回は、過去の美空の全登場コマを徹底的に洗い、美空の謎に迫ってみることにします。

それではまず1話から。

1話からしてやたら小ゴマばっかりですw 正面顔カラーと名簿だけですね。カラーでは運動部周辺に配置されているため、ここでの伏線は特になさそうです。ちなみに、エヴァ、ザジ、タカミチ、しずながちょっと特殊な位置に配置されていますね。しずなも魔法先生?


2話での待遇も酷いw 小ゴマの横顔×2、後姿、そしてのみ。


5,6話でのドッジ編。全員集合絵と超小ゴマのみです。


7話
11話

12話

ここで初めてシスター姿のお披露目。千雨の回の芝生パーティです。


16話にして初めてセリフが与えられました。ここで興味深いのは、敢えて十字架を身に付けシスターであるということを強調した上で、初台詞である「ああ あの桜通りの吸血鬼ね」をしゃべらせた点です。赤松先生によると、美空には特殊な設定があるらしいですが、これはそれの伏線だったりする(した)んでしょうか。

春日美空は、パートナー編の最初に出す予定があったそうですが、いろいろと事情があって見送られました。 」ということもあり、これはそれの伏線だった可能性も否めません。


18話
22、23、26話

10話以上連続で、激しくモブもしくはコマなし。それにしても後姿が多いなあw


28話
29話
31、37話
53話

修学旅行中は、2回セリフがもらえましたw 28,29話は見づらいですが、朝倉−美空の並びで間違いないでしょう。


55話にして、初めてまともなカラミがありましたw  「修学旅行の直後に出す予定があったそうですが、それもまた見送られたという不幸なキャラなんだそうです。 」という情報もありますが、もしかしたらこれはそれにあわせた露出強化策の一環だったのかもしれません。


57、63話

67話にして、ついにサービスカットキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!! いやもう、小さすぎて何がなにやら分かりませんがw


72話

集合シーンで、さりげなくシスターを主張。その後、ミニスカシスターにww


73話

手タレ(何 そしてひたすらリアクションw


そして問題の76話。初めての長ゼリフにして問題発言。しかも、このパターンは16話の「ああ、あの桜通りの吸血鬼ね」にそっくりだったりします。ただでさえ出番が少ない美空に、わざわざこのセリフを言わせた赤松先生の意図は、一体どこにあるのでしょうか。


これが疑惑の79話ですね。ネギに反応し、頬を染め不自然に顔を隠されるシスター。怪しさ抜群です。少なくとも、何かの伏線なのは間違いないでしょう。これまでの流れから美空だと思ったとしても全く自然だとおもいます。


しかしその後は、90話のモブで登場するまでひたすら沈黙を守ることになります。


と、ここまででじっくりと美空の把握できた限りでの全登場コマを洗ってみました。

簡単に振り返ると、92話セリフがあったのは7話。まともに顔が出てきたのは14話全57コマ(79話を除く)中、21コマ後姿か、顔が潰れて見えない級の小ゴマです。

ポイントは、吸血鬼発言世界樹伝説への言及あたりでしょうか。

それにしても、美空はカラミが少ない。こうしてみてみると、美空は本当に露出していないキャラだというのがわかると思います。それだけに、露出しているタイミングというのが重要な意味を持ってきて、考えがいもあるのかもしれません。


だいぶ長くなったので今回はここまで次回他の設定情報と共に、美空の正体を考えていきたいと思います。

美空特集解決編


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Apr.27 ネギま!が2倍おもしろくなる、ネギま!93話のポイント


*** 注意! 以下には本誌連載分のネタバレがあります ***

今週のネギま!は見所が多くてかなりおもしろかったですね。今後の展開をにおわせる表現もかなりありました。そこで今回は、93話の見所について多少じっくり、特集記事としてまとめてみたいと思います。


今回のポイント

* 千雨ってこのままメイン入り??

* [トーナメント]誰がどのキャラ?[参加者]

* 明日菜/タカミチの過去

* 超鈴音の謎

* 早乙女ハルナ復活の足音!

* 魔法を知れない一般人は、武道会にも参加かなわず

* 赤松スタジオ新萌え兵器「佐倉愛衣」


ちなみにこの記事は赤松健論の筆者でもあるいずみのさんとチャットしながら出てきた内容をベースとして初稿を作成、それを2人で再度吟味し、いずみのさんのアイディア大量に盛り込んだ上で作成されました。どこが誰のアイディアだとかは特に言及していませんが、随所に彼の深い見識が表れていると思ってくださいw

それと、まだ”3−A各キャラの立ち位置”を読んでいない方は、先にそちらを読むことをお勧めします。これを把握していると、93話がずっと分かりやすくなると思うので。


というわけで、ページの順に93話を追っていきましょう。

千雨ってこのままメイン入り??

上の見所のところでも”一般人のなかでも自由に動ける千雨の動き。赤松氏も同人誌で「壮大なラブロマンスが展開されます」と発言しています(どこまで本気かは別にして ”と書きましたが、最近の千雨要注目キャラです。

夕映の回好感度ランキング11位で話題になって以来、中夜祭でのネギとの会話、コスプレ大会での主役を経て、ついに格闘大会編へ登場しました。学祭準備編からちょこちょこ顔を出していましたが、ついに花開いた感じですね。

以前も書きましたが、格闘大会への参加というのは重要な意味を持っています。「裏の世界」のイベントである「まほら武道会」へ参加するということは即ち、ネギの魔法の秘密にぐっと近づくということです。魔法バレしたキャラがその後にメインを張るのはネギま!の伝統みたいなものなので、今後千雨が「おどろき役」として「裏の世界」のことを知るとすると、その後のメインストーリーへの絡みも夢ではなくなってきます。

またこれは赤松健論の延長にもなるのですが、ネギま!のバトルは「バトルを経るごとに、周囲の人間関係が必ず有機的に変化する」のが特徴になっています。(詳しくは赤松健論ネギま!編参照)

つまり、今回の「まほら武道会編」は、バトルに加えて人間関係の変化」に注目することにより、ネギま!という作品を2倍楽しめるようになると言えるでしょう。武道会編を通じて行われる「キャラクター(クラスメイト)の設定明かしと今後の立ち位置決め」に注目していくことにより、ネギま!の見所、楽しみどころがぐんと増えることになります。ここがまた、ジャンプ的な展開のトーナメント戦ではない、と言えるところで、単なるバトルバトルの連続ではないということですね。

そういった意味でも千雨は間違いなく、今一番の要注目キャラだと思います。


[トーナメント]誰がどのキャラ?[参加者]

現状でキャラと名前の対応がはっきりしていない大会出場者は「田中」「高音・D・グッドマン」「山下慶一」「大豪院ポチ」「クウネル・サンダース」「中村達也」の6人ですね。これらの名前に「フードの男」「空手」「イケメン」「濃い顔」「サイバー風」「お姉様」がそれぞれ対応することになります。

それでは、確実な路線から埋めていきましょう。

まず、「濃い顔」の男は「大豪院ポチ」で間違いないですね。「もうしま」作者の「西本英夫(ポチ)」に顔がそっくりです。ネームプレートをよく見ると「MOUSHIMA」と書いてあるのでこれは確定でしょう。

次に「サイバー風」。これは一番外人顔をしているので候補としては「クウネル・サンダース」と「高音・D・グッドマン」ですが、名前の響きから「クウネル・サンダース」かなと。

3番目は「お姉様」。この中で、唯一女性っぽい名前なのは「高音」なので、「高音・D・グッドマン」なのではないでしょうか。また、外見がハーフっぽいので、ハーフっぽい名前である「高音・D・グッドマン」の方が、あからさまな外人名のサンダースよりしっくりくる気がします。

4番目は思わせぶりなゲストキャラ、「フードの男」。これは怪しさからいって「田中」な気がしますw お姉様が派手なやられ役になるんじゃないかなということを考慮に入れても、悪い対応付けではないと思います。(追記:さっきまとめて上がった赤松先生の日記によると、トーナメントはサイコロで決めたらしいですねw さすが赤松氏、いつも予想を遥かに裏切る行為をしてくれるww)

そして最後に残った「空手」と「イケメン」。これはもう、「山下慶一」「中村達也」のどちらだかこれ以上判断できないですねw というか、どっちでもあまり変わらない気が。

参考までにトーナメント表を再掲すると

初戦が愛衣×小太郎戦だったので、右から順に降りていくと考えると、次はポチ×サンダース戦。また、ネギ×タカミチ戦第六試合というのを考えると、一回戦のトリエヴァ×慶一戦ということになりますね。


と、ここまでかけて無難な予想を展開してきましたが、最後に、これをひっくり返す大きな仮説を立ててみましょう(何

まずは、下の図(ネギま!のスタッフクレジット)を見てみてください。

(6巻より)

ここで下線を引いた名前は、トーナメント参加者の「山下慶一」と、修学旅行編で活躍した「天ヶ崎千草」にちょうど一致します。

修学旅行編でのゲストキャラ「天ヶ崎千草」の名前の元ネタは、「ヘルパーのA女史」ことChigusa Amagasakiさん。ここでもし、赤松先生が天ヶ崎千草の前例を踏襲するとするなら、3D背景のモデリングなどを担当している「アシY」ことKeiichi Yamashitaさん=山下慶一メインを張るゲストキャラである可能性が高いと言えるでしょう。

メインを張るゲストキャラといえば、これまで散々伏線を引いてきた「フードの男」。つまり、山下慶一がフードの男であるという仮説が誕生するわけです。

もし山下慶一がフードの男であった場合、まず、その出番をトリであるエヴァ戦まで焦らすことが可能になります。さらに、全編を通してその強さをアピールしてきたエヴァとの対戦ということから、勝敗も読みにくく、フードの男の実力も表現しやすくなるでしょう。仮にフードの男が勝ち進んだ場合、その後の対戦カードも明日菜or刹那という「読者が実力を良く知っている」キャラとなるため、やはり「強さの比較表現」もしやすくなるというわけです。

またその場合、高音vs田中のカードの内容も変化してきます。田中が「フードの男」であるなら、高音(多分お姉様)は単なるやられ役として去るのみと予想されますが、もし田中が「空手」もしくは「イケメン」のどちらかならば、高音が勝ち進む可能性も出てきます。そうして一度強さを証明した高音ネギと戦う展開も予想できるのです。

つまり、山下慶一が「フードの男」だと仮定すると、バトル的な盛り上がりが希薄だったトーナメント表が、俄然「バトル優先」の(ジャンプ的な展開の)トーナメント表へと一変するというわけです。これなら赤松先生が日記でコメントしていた「クラスメートの存在を忘れることなく、バトル派も満足できる内容を目指していきます」という発言のつじつまも合うのではないでしょうか。 まぁ、仮説なんですけどねw


明日菜/タカミチの過去

ついに大きな謎のひとつである、明日菜の過去解明への大きな前進がありました。まだまだ情報不足でハッキリとしたことはまだ、何もいえないですが。

ここで一度情報をまとめて予想を立てようと思ったのですが、テキストが思いのほか膨大になりそうなので、日を改めて特集することにしたいと思います。


超鈴音の謎

超の情報もいくつか新しいものが入りました。

まず、タカミチに「監視」されているということ。このことからも、タカミチのクラスにいるのは偶然ではないということが推測されます。また逆にタカミチのクラスであった3−Aに超人が集まっているのも、特殊学級として強力な魔法先生に担当させたという意味で、つじつまが合うと思います。(詳しくは3−Aの超人集団度

魔法使いの力をもってしても、入学前の足取りがつかめないというのも気になりますね。一部で噂されているように、例のタイムマシンで飛んできた「未来人」だったりするんでしょうか。

本当にチャイニーズなのか?」発言も微妙に気になります。実は、超鈴音(チャオ リンシェン)の読みは、標準中国語(マンダリン)では「チャオ リンイン(chao ling yin)」だったりします。中国人の友達に確認したのですが、例え方言だとしても「リンシェン」と発音することはないだろうとのこと。この発音の違いは結構前から気になっていたのですが、もしわざとだとしたら、何か重要な意味を持っているのではないでしょうか。

また、あまり関係ないですが、超包子の綴り(発音)”Chao Bao Zi”は標準中国語だそうです(広東語とかではない)。さらに関係ないですが、「包子」は肉まんの他に女性の胸も意味するので、中国人的に「超包子」は「超肉まん」というよりも、「巨乳」って意味合いになってしまうそうですww


早乙女ハルナ復活の足音!

今回のハルナのキャラ立ち素晴らしいですねw 赤松先生のテコ入れを感じます。今後ハルナは結構重要な役回りが与えられるんではないでしょうか。

まずは恋愛の勘能力を生かし、ライバル?となったのどか夕映の関係をいい感じのラブコメに仕立て上げるという役回りが考えられます。ハルナの活躍次第でかなりおもしろい展開になるでしょう。これは言いかえれば、「カモの代役」ですね。表情もカモとコンパチですしw。これでカモの居ないシチュエーションでもラブコメ展開を続けられるということになります。

そしてもうひとつ、ファンタジーパートに飛び込むのどかと夕映のサポート役として、「常識人」の視点を与えるという役回りもゲットできるかもしれません。これまでその役目は夕映が果たしていたのですが、今や魔法使いを目指している上、ネギに惚れてしまったため「常識人の視点」としては役立たずになってしまいました。その夕映が抜けて空いた穴ハルナが潜り込むスキが出来る、というわけです。

これってなんだかトコロテン方式みたいですね。アスナに魔法バレして以降、この役目は「友達」の立ち位置にいるキャラが順に担ってきました。つまり、最初の方の展開ではのどか一般人役のどか魔法を受け入れて以降は、夕映一般人役。今度はその夕映脱一般人化したものだからハルナお鉢が回ってくる、とw。ハルナの後釜は候補がいないので、トコロテンはこれで打ち止めですが。

そういうわけで、武道会参加により魔法の存在を知ることになれば、ハルナにこのような重要な役回りが与えられることは十分考えられます。むしろ、ファンタジーパートには「常識人の視点」が不可欠だと考えるなら、武道会を通じてハルナが魔法を知る可能性大きいと言えるでしょう。

早乙女ハルナ 没落の真実」でも突っ込みましたが、ハルナにネギと明日菜のキスシーン敢えて見せているのは、ここに繋げるための布石じゃないのかという考えもできます。ハルナの行方も今後見逃せないですね。


魔法を知れない一般人は、武道会にも参加かなわず

今回の話の流れから、武道会を見られなさそうなキャラは、いいんちょチア×3運動部×4双子夏美?、になります。

いいんちょが見られないのはお約束双子あれっ?って感じでした。いいんちょの場合、直前の前後編千雨と組んでメインを張っていたにも関わらず、千雨と対称的な位置に収まっているのもポイントです。

ここでおもしろいのは、これらのキャラは「3−A各キャラの立ち位置」で述べた「一般人」と「魔法を知らされないキャラ」にほぼ一致することなんですよね。

ファンタジーには「日常に立ち戻るための受け皿」が必要で、これも「常識人」と同じく、ネギま!の世界には欠かせない存在です。ここでいいんちょはその受け皿役のトップに君臨しているため、武道会を見られないのはお約束となります。また、いいんちょは直前のクラスメイト編で千雨と並んでプッシュされており、魔法バレが注目される千雨と、ある意味同等の扱いを受けていることが分かります。これはこれで非常においしい役であるとも言えるでしょう。その点まき絵微妙で、受け皿役のナンバー2に甘んじている代わりに、いつでもファンタジー世界に飛び込めそうな柔軟さを持っています。

最後に、夏美のセリフから、千鶴はファンタジーパートに残りそうだけど、夏美は日常側に戻りそうだとも予想できます。夏美ファンはちょっと残念?かなw

というわけで、いいんちょネギと明日菜の、夏美小太郎の、双子の、それぞれに対する受け皿役としての役回りが地味に期待できそうです。

最終日のフィナーレとなるであろう、チア×3と亜子達によるライブイベントなども、ネギ達を日常に立ち戻らせるための効果があると想像できますね。だからこそ、彼女達は格闘大会から離されているわけです。


赤松スタジオ新萌え兵器「佐倉愛衣」

大方の予想通り箒娘でしたw これはラブひなで出てきた成瀬川なるの妹成瀬川メイコンパチキャラですね。このキャラはコンパチにとどまらず、赤松先生の遊び心、というかファンサービスが詰まってる気がします。

例えば「お姉様」発言。これまで赤松先生はあざとい百合はやらなかったのですが、これは直球ストレートですw しかも、アデアット! これはもう、お姉様との仮契約をおもいっきりほのめかしていますね。

ひたすら、かわいくかわいく描こうとする気も伝わってきます。無口内気っ子で、お姉様大好き潜在能力は高いのに上手に引き出せず一発負け。しかも溺れて助けてもらう極めつけパンチラ防止短パンですねw

パンチラ気にせずキック炸裂するキャラが多い中、この短パンはポイント高いですよ! 彼女の気質よく表していますね。さすが赤松氏、恐ろしい人だw

最後に、関係ないですが、試合開始した瞬間ネクタイ変わってますよね(どうでもいい突っ込みw


■ 今回の記事を振り返ってみると、「千雨、明日菜、超、ハルナ、いいんちょ、千鶴、夏美」という3−Aクラスメイト達の行動台詞居る場所の全てが「今後の展開に意味のある布石」として敷かれており、この話を基点にして人間関係を拡大させられるようにストーリーのプロットを組んでいるんじゃないかなと、考えることもできます。もしそうだとしたら、赤松先生はここまで大きな視点を持ちながら週刊連載をこなしているということで、その作品管理力は、本気で驚愕に値します

と、こんな感じで今週は見所満載でした。この93話今後の展開を読み解く上で非常に重要な回だと思います。この記事を読んだ後もう一度読み返してみると、一度目とはまた違った視点がいくつか加わりもっとネギま!を楽しめるようになるんじゃないかと思っています(手前味噌ですがねw

そうそれと、繰り返しになりますが、この記事はいずみのさんの協力の下作成されました。この記事を読んでから赤松健論ネギま!編を読むとさらに深く理解できること請け合いです! というわけで、ぜひ赤松健論の方もチェックしてみてください。

それでは、次は(多分)美空特集の謎解き編でお会いしましょうw


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May.11 ネギま!94話はこう楽しめ!


*** 注意! 以下には本誌連載分のネタバレがあります ***

企画:Taichiro
原案:Taichiro/いずみの
文:Taichiro/いずみの
監修・資料提供:いずみの/ 赤松健論


前回赤松健論いずみのさんと共同で書いた「ネギま!が2倍おもしろくなる、ネギま!93話のポイント」が非常に好評だったため、今回からは正式に連携体制で記事を作成することに決定いたしました。(詳細はねぎま*のいま参照)

新体制での第一回は、94話の見所特集。ネギま!は流して読んでも楽しめるような作りになっているのですが、実は布石伏線がいたる所に散りばめられた重厚な作品でもあります。

今回はそんな視点で、ネギま!の一歩踏み込んだ楽しみ方を紹介していきたいと思います。


というわけで、今回もページの順に追っていきましょう。

■ 先ずは1Pめの下段。

小太郎愛衣いい雰囲気ですね。夏美が「ん? 何アレ」と気にする様がおもしろい。しかしここでの一番のポイントは、「ホホホ」と余裕の笑顔を返す千鶴だったりします。

小太郎は自分の弱点をなかなか認めたがらないカッコつけキャラ。上でのセリフも何気にカッコつけっぽいですねw 普段千鶴や夏美には頭が上がらないであろうことを想像すると、この微妙に偉そうな態度も微笑ましく見えてきます。

ところで現時点での小太郎の一番の弱点は何でしょう? そう、ここで思い出されるのが千鶴。数少ない弱点である千鶴の反応が、このシーンでの見所になってくるわけです。

それではここで、千鶴と夏美の反応を比べてみましょう

夏美の場合、「弟の小太郎君」が知らない女と仲良くしているためか「ん? 何アレ」と気にしています。会話の内容は聞き取れないはずなので、これは見つめ合う二人の雰囲気を怪しいと思ったのでしょう。

それに対する千鶴の反応は「ホホホ」と余裕の笑顔

(64話より)
(87話より)

ここで確認しておきたいのは、小太郎が「女を傷つけないという主義に反して千鶴に傷つけた」ことがひっかかりとなって千鶴に惚れているらしいという点です。(ネギと協力し、ヘルマンに捕まった千鶴を助けに行ったことからも、彼女を傷つけたことが小太郎にとって大きな意味を持っていることがわかります。)

つまりこのシーンの見所は、愛衣→コタでも夏美→コタでもなく、「愛衣と仲良くしてるのに千鶴に何とも思われてない小太郎」なのですw

そうすると、夏美の反応は、弟扱いしている夏美ですら気にするのに千鶴は一切気にしないという対比を描くための演出、だと考えることができます。千鶴にツンデレwしてる小太郎ですが、当分お世話しなきゃならない悪ガキの地位を返上することはかなわなそうですw


2Pめは古菲とネギの修行の様子を描いた扉絵。ここでのポイントは、扉絵に「過去に巻き戻された情景」を挿入することによって、ネギと古菲が共に修業してきた時間の経過を表現しているということです。

7巻(修業編)の舞台となった世界樹前広場に、その時のメイン登場人物である古菲、まき絵、明日菜、刹那、茶々丸、チャチャゼロ、の配置。明日菜のハリセン、刹那がを持っているのは二人の修行も髣髴とさせますし、まき絵に至っては、当時の衣装そのままです。更に、一応は敵だった筈の茶々丸がこの輪の中に混じっていることを考えると、これは弟子入りテスト直後の時期を描いているのでしょう。

この情景を挟むことで、二人が過ごしてきた時間の積み重ねを読者に想像させているわけです。この扉絵はそのまま本編の展開に向けた布石にもなっているんですが、それについては後述します。

ちなみにこの二人が取っているポーズは「走圏」という八卦掌の基礎訓練法です。茶々丸戦までのネギは八極拳「だけ」を学んでいたことから、エヴァの弟子入り後から八卦掌も併習するようになったんだなということがこれで(わかる人には)分かるようになります。


3Pの見所はまず、フードの男の名前判明でしょう。答えは「クウネル・サンダース」。以前ここでも名前予想をしましたが、サンダースというのは完全に想定外でしたww 赤松の野郎〜w やりおります。にしてもこれ予想できた人っているんでしょうか?? 

朝倉も「ふざけた名前だ」と突っ込んでいますが、これは偽名っぽいですね。そういう点ではフード=クウネル・サンダースも納得いきます。

というわけで、消去法で考えると、高音=お姉様は確定ですね。初戦突破が危ぶまれていた高音とエヴァにも光が見えてきましたw

(ポチこと西本英夫)

ポチの素晴らしい負けっぷりもポイントですw M属性であるポチをしっかりいじめる辺り、先生も「わかってる」感じですね。このシーンは赤松先生の遊び好きな側面が強く出ていると思います。意外と、こういう「お遊び」はノリノリでやるタイプですのでw

余談ですが、赤松先生は講談社で西本英夫先生と会うと、よく漫才とかして遊んでいたらしいです。今回は、気の知れた者同士のコラボってとこでしょうか。

最後にフードの男ネギをじっと見つめる描写も外せません。これは、これまで張っていた伏線の再確認ですね。この後2人に何かがあるのは確実でしょう。

ネギはフードを下ろした状態なので気付きにくいですが、同じ魔法使いの格好をしているという共通点も忘れてはいけません。「似たようなカッコ」「魔法使いの仮装」とわざわざ説明しているのもポイントです。これによって、フードの男が魔法界の人間ではないか、という説明も兼ねているわけです。


■ ここでトーナメント表の再確認前回の予想では、フードvsエヴァ、フードvs(明日菜or刹那)、フードvsネギと戦うことで、より盛り上がりの多いトーナメント表になるということを指摘しました。

この予想は残念ながら外れてしまったわけですが、よく見直してみると、今回明らかになったサンダース=フードでも結構面白いトーナメントが実現されています。やはり、抜け目なく考えられたトーナメント表であったのでしょう。

5/14追記 : 余談ですが、トーナメント表については、赤松氏日記で「サイコロを振って決めたもの」と発言していますw それだと「単なるランダムな結果に従っているだけなの?」って感じですが、行間を深読みすればそうとも限らないような気も……? これに関してはいずみのさんが特集しているので、興味がありましたら併せてどうぞ。

伏線を張りまくっている怪しさ爆発のフードが決勝戦まで勝ち抜こうとした場合、フードvs小太郎フードvs(楓or龍宮or古菲)フードvsネギ?という順番で闘うことになります。これらは全て「読者が実力を良く知っている」キャラ達との対戦カードですから、 「強さの比較表現」もわかりやすく行えるようになっています。これはこれで盛り上がりに期待できそうです。

また、特に注目したいのが、小太郎と楓の力関係。この二人が直接対決する可能性は薄まってきましたが、「本気の小太郎がフードに惨敗」「楓がフードと接戦」という結果の違いさえ描ききれば、その実力差の開きは充分表現できることになります。

これはむしろ小太郎自身にとっては、「自分の力不足」を心から実感しやすいシチュエーションだと言えるでしょう。小太郎は女性である本気を出せないため、楓と直接戦って負けても言い訳が効いてしまうからです。

小太郎ヘルマン編の直後から、ファンの間で「忍者として楓に弟子入りするんじゃないか?」という期待の目で見られているキャラなので、フードとのカードはその点でも要注目でしょう。仮に小太郎が楓に弟子入りしたとすれば、その彼が「エヴァに弟子入りしているネギ」と並ぶことで、ようやくこの二人のライバルは同じラインに立てるのだ、とも言えるかもしれません。

(ヘルマン戦を並んで見守るエヴァと楓。71話より)


4Pはまず、前回張っていた技名叫びの回収ですね。楓がスーツを着て軽々と闘っているのもポイント。これは余裕の現れの表現でしょう。楓もまだまだ真の実力を見せてくれません。

(93話より)

(「どんなイカサマショーになるやら ケッ」93話より)

そして出ました今回のおどろき役千雨! 「遠当て」レベルでこのリアクションですから、バトルがもっと魔法染みてきた時にどう自分を納得させるのかも見所です。やはり千雨からは目が離せません。


5Pが使ったのは92話で説明された瞬動術(足の裏に気を集中させることにより高速で移動する技)の進化形?である縮地法

(92話より)

小太郎の動きと見比べるとその洗練度が段違いであることが良く解ります。達人の戦いには必須とのことで、早速使われました。

その洗煉された縮地の凄さを『あれが「縮地」のほぼ完成形ですね 「入り」と「抜き」に気配がなかったでしょう』と解説する刹那先生ですが、ここで面白いのは、神鳴流の剣士である刹那が縮地を説明する時に、(スポーツ用語でいう)「初動と終動のモーション」のことを「入りと抜き」と呼んでいる点です。

これは、漫画を描いた経験のある人間なら、ちょっと笑えてしまう小ネタ。いわゆる書道における筆運びの「始筆」と「終筆」のことを、漫画業界用語では「入り」と「抜き」と言うのですが、それにひっかけたネギま!独特の表現なのでしょう。いかにも「漫画スタジオ発祥の世界観」みたいなテイストが出ていてユニークです。


6Pは古菲と龍宮の登場シーンから。

(86話より)

ネギが二人を「古老師」「龍宮隊長」と呼んでいます。また、真名の「隊長はやめよう」発言でさらにダメ押し

これは86話の龍宮の回で用いた小ネタをうまく拾って、両者とも目上の立場の人間であることを、改めて確認させている演出です。

また、古菲の「真名は本物の戦場をくぐり抜けてきてる」発言から、86話での龍宮の話は少なくともこのラインまでは真実だということが確定しました。恐るべし真名。

最後に、小太郎の「けどホラ たつみー姉ちゃん銃使いやし」発言でライトな読者のために真名が銃使いであるということを復習しています。これは銃無しでも強いという真名の強さの再確認と、真名が「あくまで飛び道具にこだわる」キャラであるという理由付けにもなっています。


■ 飛んで10P。ここの見所は解説者席ですねw

意図的にツッコミの千雨を置くことにより、「スポーツ漫画の解説者席」をパロディネタとして昇華しています。

(80話より)

80話の最後で超一味として登場して以来、扉絵以外ではずっと登場シーンのなかった茶々丸にもやっと出番が与えられました。どんな役かと思えばアナウンサーw でも武術の使い手ってことでバトルの解説は意外な適役だったのかもしれません。

ちなみにこの時間の各クラスメイトは、

選手出場/観客(12):明日菜、刹那、古菲、楓、真名 / 千雨、木乃香、のどか、夕映、ハルナ、千鶴、夏美

開催サイド(3):超、朝倉、茶々丸

クラス企画(10):いいんちょ、チア×3、運動部×4、双子

謎(6):さよ、葉加瀬、五月、美空、ザジ、エヴァ

(84話より)

朝倉ステルス情報アンテナさよは一体どう動くのか、未だ姿を現さないエヴァはどこで何をやっているのか、葉加瀬は何を企んでいるのか、そして、美空はホントに魔法生徒として活躍できるのか!?w 余談ですが、五月は観客相手に露店で荒稼ぎしてる可能性もありますねw

それにしても、クラスメイトの立ち位置の割り振りがもはや職人芸五月とザジ以外はキレイに適役が割り振られていますよ。これは各キャラクターに、その役割と矛盾しない行動をちゃんと取らせているってことになります。


■ ところでここで、豪徳寺が解説している「羅漢銭」についてのウンチクを少し。羅漢銭実在する武器術の名前で、本物の硬貨をそのまま投げるだけでなく、フチを鋭く削って刃にしてから投げることもあります。別名は「金銭鏢」。

本来は手首のスナップを効かせて投げるので、真名投擲法(魔力?でコーティングしてから親指ではじく)は羅漢銭とは異なる技です。豪徳寺が自分の知っている範囲の言葉で喩えてみただけなのでしょう。

実在する技とは言っても、ネギまの場合はほとんど『拳児』(少年サンデー連載作品)からの引用だと言えます。『拳児』とは、当時マイナーだった中国武術の知識を日本に知らしめた格闘漫画の名作。ネギが使う「八極拳」と「八卦掌」も、この漫画の影響で一躍メジャーになったようなものだったりします。

拳児』に書かれている知識をそのまま鵜呑みにして引用する作品というものは山ほどありw、ネギまもその中のひとつ……と、いうよりも、「日本の漫画家は『拳児』の影響を受けまくっている」という状況自体をパロディ化した業界ギャグだとも言えるでしょう。

これが『拳児』における羅漢銭の解説シーン。ここでリンゴに刺さっているのは100円玉で、真名の500円玉よりは経済的ですw

この通り、豪徳寺の解説は『拳児』とまるっきり同じ

これはネギま!が『拳児』を引用しているというより、「豪徳寺は『拳児』の愛読者」「実は漫画で得た知識を披露しているだけ」という高度なネタとして読めなくもありません。そう考えると、妙に豪徳寺が親しみやすい兄ちゃんに思えてくるから不思議です。


■ だいぶ長くなりましたが、最後に13Pのネギの回想シーン。

扉絵を持ってくることによる修行の回想。そして接近戦への言及。「2か月ずっと修行を受けてきた」は、最後の古菲復活シーンにも繋がってくるのでしょう。


■ ところで、今回の古菲の戦い方は少し視点を変えると途端にアツいものとして映ってきます。

本来なら古菲は「八卦掌」と「形意拳」を得意としており、八極拳は(ネギに教えられる程度の実力はあっても)補助程度だった筈です。でも今回に限ってはなぜか、八極拳しか使っていません

これは、ネギに対して「真剣勝負での戦い方」を見せてやりたい師匠心から、あえてネギと同じスタイル(八極拳+八卦掌)を選択していたのかもしれないのです。

こうして読むと、今回の古老師が段違いにアツく見えますw 格上の相手に、得意な形意拳を封印しているわけですからね。


■ 最後に今後の古菲×真名戦の展望ですが、次の対戦相手はということもあり、この試合はどっちが勝ってもストーリーに影響がないと言えます。

これはつまり、古菲、真名のどっちが勝ってもおかしくない、純粋に「どっちが勝つかだけに集中できる珍しいカードだと考えることができます。

そう、こればっかりはストーリーを読むことによる展開の予測は不可。次週決着がつくまで誰にもわかりません。

次週はページをめくりながら、一体どっちが勝つのかハラハラさせてくれることでしょう。来週が今から待ち遠しい!


今回触れなかった、94話とは直接関係のない今後の注目点のまとめ:

負傷した選手はそのまま次の試合に進むのか? 

・ 休憩時間は殆ど無いと思われる。リザーバー出場の可能性は? 

・ ここで木乃香のアーティファクトの出番(解説)のチャンスなのでは?  というか、格闘大会はいつ終わるのか? 一試合15分、休憩時間も15分だとして単純計算すると昼過ぎには終わる計算になるが……。

この後に控えているイベントは「さんぽ部の学内一周イベント」「夏美の演劇」「ザジのサーカス」の三つだけ。さんぽ部の楓と双子が大会終了まで時間を潰していることを考えると、学内一周イベントは格闘大会の終了後、ということで確定か? 学内一周と演劇はバッティングしないのだろうか。二日目はタイムマシンを使わずに済むスケジュールなのか?


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